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シーシャのボウル(ハガル、トップ)の種類と機能性について!


ボウルとはシーシャの煙の元となるフレーバーを盛る部分のパーツのことです。
形状材質により煙の質や量が変わってくる、シーシャにおいて重要なパーツといえます。
そんなボウルの種類や性能について紹介していきます。


シーシャって何?という方は、まずはこちらの記事からチェックしてみてください。 シーシャ(水タバコ)とは?基本的な知識から身体への影響まで完全解説!

目次



ボウルの種類


ボウルの種類は、その形状の違いにより大きく以下の3種類に分けられます。

・エジプシャン(ストレート)ボウル
・ファンネルボウル
・ボルテックスボウル



エジプシャンボウル

フレーバーを盛る部分の底に穴が空いているタイプのボウルです。ストレートボウルともいいます。

【特徴】

ボウルの底に穴が空いているため、生成された煙が直接吸い出され味が濃厚になりやすいのが特徴です。
デメリットとしては底面に穴が空いているため、フレーバーやシロップがパイプに落ちやすいことが挙げられます。また、穴の上に直接フレーバーが乗っているため吸いもファンネルボウルなどと比べると重くなります。
エジプシャンタイプのボウルはシーシャ発祥の地であるエジプトやトルコなどで最初期の頃に発明されているボウルで最もスタンダードな形といえます。


ファンネルボウル

ボウルの中央部分が隆起しており、その頂部に穴が空いているタイプのボウルです。

【特徴】

外気を取り込む穴が大きいため、吸いが軽く滑らかな煙になりやすいのが特徴です。
またエジプシャンボウルと比較してフレーバーやシロップがパイプに落下しにくいメリットもあります。
シロップを多めに含むアメリカ産のフレーバーが誕生したことで発明されたと言われています。


ボルテックスボウル

ボウルの中央部分が隆起しており、その側面に穴が空いているタイプのボウルです。
エジプシャンボウルとファンネルボウルのハイブリッドのようなタイプです。


【特徴】

外気を取り込む穴が小さく、味が濃厚になりやすいのが特徴です。
また、中央部分が隆起しているためフレーバーやシロップがパイプに落下しにくいメリットもあります。
吸いの軽さに関してはエジプシャンボウルとファンネルボウルのちょうど中間程度といえます。



それぞれのボウルはこちらから購入可能です。気になるボウルがありましたら、ぜひこちらチェックしてみてください。
シーシャの通販サイト15選!【家シーシャを楽しみたい方必見】

形状による違い


同じ種類のボウルでも、メーカーや商品などによりその性能には違いがあります。
それは、それぞれのボウルのや、溝の深さ穴の大きさに違いがあることにあります。


基本的に、シーシャはフレーバーの量が多いほど煙(味)は濃厚で時間も長く楽しむことができます。

つまり、幅が広く溝が深いボウルほどフレーバーを多く詰めることができ、濃厚な煙長い時間楽しむことができるということになります。


溝の深さによる違い

ボウルの溝が深いとフレーバーを多く詰めることができるだけでなく、炭との距離を保つことができます。
そのため、フレーバーの温度が上がりにくく、フレーバーが焦げにくいという特徴もあります。

逆に、フレーバーとの距離が開き過ぎると煙がほとんど生成されないということもあるため、ボウルによって適正な量のフレーバーを詰めることが必要です。


穴の大きさによる違い

ボウルの穴の大きさが違うことによる1番の特徴は吸いの軽さにあります。基本的にボウルの穴は大きいほど吸いは軽くなります。これは特にファンネルボウルで著明に感じることができます。

しかし、穴が大きすぎると吸い上げ時に取り込まれる外気の量も増えるため、味がやや薄まりやすいという特徴もあります。逆に穴が小さければ吸いは重いですが濃厚な味を作りやすいといえます。



材質の違いによる特徴


シーシャの煙を作る上で、ボウルの形状の他に重要な要素としてボウルの材質が挙げられます。

シーシャのボウルで使われている素材には、主に以下の3つがあります。



それぞれ材質によりどのような違いがあるのかというと、その秘密はそれぞれの素材の熱伝導率の違いにあります。

熱伝導率とは熱を伝える効率のことをいい、熱伝導が高いほど熱されやすく冷めやすい、熱伝導が低いほど熱しにくく冷めにくいという性質を持っています。

つまり熱伝導が高ければフレーバーの温度も上がりやすくシーシャの煙も爆煙となりやすい傾向があり、熱伝導が低ければフレーバーの温度が安定しやすく味が安定しやすいなどの特徴があります。

それぞれの熱伝導は以下の通りです。
陶器・・・・・・・1~1.6W/mK
シリコン・・・・・0.2W/mK
ガラス・・・・・・0.76W/mK
引用:https://www.hakko.co.jp/qa/qakit/html/h01010.htm

つまり、この中の素材では 陶器 > ガラス > シリコン の順でシーシャの煙が爆煙となりやすく
逆に シリコン > ガラス > 陶器 の順では味が安定しやすい傾向にあると言えます。


また、シーシャのボウルには、1つの素材だけでなく様々な素材を組み合わせて作られているものもあります。



初めて家シーシャをされる方に個人的にオススメのボウルは、シリコン製ファンネルボウルです!
煙、味が安定しやすく、比較的簡単に美味しいシーシャが作れるかと思います。


どのボウルを使うかによって味わいや煙の質も変わってくるため、ぜひ様々なボウルを試してみて自分好みのシーシャを見つけてみてください。

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